2024年、新NISAの始まりと共に注目を集めるインド株。安い信託報酬で、NISAの成長投資枠に投資できるインド関連の金融商品が登場しました!しかもインデックスです!皆さんもこちらを聞いたらポートフォリオに組み込みたいとお考えではないでしょうか?
でもでも、インドに投資って、心理的にまだまだハードル高いですよね。
金融商品を見るポイントは意外と限られていると思います。どんな商品なのか、一緒に勉強して不安を払拭しましょう!
SMTAMインド株式インデックス・オープンとは?
低コストのNIfty50連動型インデックスファンドが登場!設定日は2023年12月14日と、全く新しいファンドです。
大きな特徴としては「インデックスファンド」であるという事です。
株価指数Nifty50に連動する様に浮動株調整済時価総額加重平均方式で株式の非常を調整し、
その計算を元に、銘柄の調整を半年に1回行います。
以前のトピックでご紹介したインド関連金融商品は「アクティブファンド」が多いので、このあたり大きな違いがあります。
また、この商品はNISAの成長投資枠が使えます。分配金など無税で受け取れる!という事ですね!
これはかなり大きなメリットです!
連動する指数:Nifty50とは?
インド国立証券取引所に上場している株式を様々な基準を用いて選定した、優良企業上位50社の株式で構成される株価指数です。
50銘柄から構成されているので、分散投資という観点から少し頼りないです。また、1996年4月22日より算出が開始されているので、比較的に歴史の浅い指数と言えます。
ちなみに、iShares Core S&P BSE SENSEX India ETFがベンチマークにしている指数はSENSEXです。SENSEX指数はインドのボンベイ証券取引所に上場している主要約30社で構成されている指数です。(これまた少ない)
さらに!インド国内において、ボンベイ証券取引所の方がインド国立証券取引所よりも大きい取引所なんですが、それでも東京証券取引所の10分の1程度の市場規模しかありません。(ウィキペディア調べ)
つまり、この指数を構成している要素から考えると、インドの市場はまだまだ小さい市場であることがわかります。
さん
インドがまだまだ経済発展の余地を残している、とも言えますね。
信託報酬について
信託報酬 0.308% !
さん
安い!ここが本商品の最大のポイントです!
現状調べた中では、インド株式に投資するインデックスファンドとしては最安値かと思われます。
長期投資において、私が一番大事だと思っているのはコストです。
”どの銘柄が一番儲かるのか?”に関しての予想は非常に難しいのですが、”どの銘柄が一番儲かりにくいのか?”に関してはコストが高い商品だ!と言えます。
そういう意味で、本商品は非常に良い商品だと感じます。
販売会社について
三井住友信託銀行とauカブコム証券で取扱されております。
うえ?SBI証券とか楽天証券は?
ここが結構泣きどころと感じておりまして、大手ネット証券であるSBI、楽天、マネックスでの取扱がありません。将来的にはわからないのですが、この低い信託報酬のインデックスファンドを取り扱うと、自社のインド関連商品が売れなくなりますからね。なかなか取り扱われないのではないでしょうか?
総括
全体的に非常に良い銘柄なのですが、
私が使っているSBI証券や楽天証券では取扱いが無いので、今回私は見送ろうと思います。
残念!販売会社が増えてほしいです。
もし、auカブコム証券でNISA口座をお持ちの方は、ぜひ組み入れをご検討してみては
いかがでしょうか?
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