結論、面白いっす！
[say name=”ライアン” img=”https://ryan-sessha.com/wp-content/uploads/2021/02/img_0578-e1614493419874.jpg”]いやどういう事よ？[/say]以下、呪術廻戦はなんとなく知っているし、
気になるんだけども、まだ読んでいない人向けにお送りいたします。
フォーマットがNARUTO
NARUTOのお話の作り方をめちゃめちゃ意識していると思われます。
作者はBLEACHが好きで影響を受けている、と公言されているのだけど、
呪術廻戦のストーリーフォーマットはNARUTOを参考にしたのかな？と。
似ているところを上げると。
- 学園ものの側面がある。
呪術師の高専があって、みんなが呪いを祓う方法を勉強？しています。
忍者の学校みたいな？山奥にあるし？ - 「呪い」の先生がいる
「千鳥」使いそうな先生が出てきます。っていうか五条先生ってほとんどカカシ先生だろ。
いや技の種類とか全然違うけど、なんていうかノリとか存在とかが、、、。 - 他校との試合がある。
っていうか中忍試験かよ！京都の学校と対戦する事になるんですが、その中に悪い奴がいて、、
しかも外部からも悪い奴が攻めてくるから、、、みたいな展開が
「あれ？こんなんあっただろ？大蛇丸？」みたいな？ - 体の中に人類の敵っぽい奴が封印されてるって、え？
いや九尾かよ？と思った人は少なく無いハズ。
主人公の思い通りにならない感じもすごい似てる。
んで、何が言いたいかっていうと、NARUTOのパクリじゃん！って事じゃなくて
お話の骨組みがしっかりしているって話です。
ジャンプ漫画の王道を踏襲しながらも、
一味違った独自部分を打ち出していて、現代的な部分も盛り込んでる。
「当てる」ために計算された面白さみたいなのがあると思います。
特に素晴らしいと感じたのがキャラクターの配置とかが素晴らしいです。
先生、先輩、同級生、ライバル、強敵、
バランス良くイイ奴とイヤな奴が配置されています。こういうので物語がグッと面白くなりますよね。
パンダとか東堂とか真希とか。イイ奴がどこまでも魅力的なのはもちろん。
真人とか敵役が恐ろしく憎たらしい事も非常にイイ！！
もしかしたらこの辺の影響はBLEACHから得ているかもしれません。
でも反面、技の強さとかは行き当たり感がある部分も。
そんなん言ったらこの技最強じゃん！！みたいな。
でも少年マンガってそういうモンだしね。
夢があっていいんじゃないでしょうか。
エグさは「東京喰種トーキョーグール」
題材が「呪い」なので、エグいシーンは連発されます。
腕が飛ぶとか序の口です。
足がなくなるとか、体に穴が開くとか、頭がぶっ飛んじゃうとか。
そのせいもあって、ストーリーの中で結構人が死んじゃいます。
イイ人とか悪い人とかそういうのはあんまり関係ない感じです。
一般の人とかはガンガン逝きます。
まあ敵は「呪い」そのものなんでしょうがないんですが。
人の中からも「アンチ人類」みたいな考え方の奴とか、
「超管理職」で保守的過ぎて主人公の足を引っ張ってくる奴とか、
ものすごく人間のドロドロ部分を強調してきます。
モチーフが「呪い」のお話なんで、このあたりはエグみを強く出されてますね。
このあたりは「東京喰種トーキョーグール」っぽいというか、
敵味方に完全に分けられない中での物語の進行がイイすね。
敵と味方、正義と悪みたいな簡単な感じじゃないです。
読む側になんとも言えない気持ちにさせてくれます。
素晴らしい。
ストーリーはジャンプ王道！
友情、努力、勝利
この王道は全く外していません。
そういう部分では革新的なマンガでは無いです。
その代わりと言ってはなんですが、
物語の中で、ドえらいどんでん返しがなされてて、
読んでる側も結構キツイくなる展開が来ます。
物語に起伏の強さを持ってくるのが人気の原因でしょうか。
マンガの販売ランキングをみても10位以内に呪術廻戦がいくつか入ってくるので、
多くの人がまとめ買いをされている様です。
どんでん返しの話を聞いたマンガ好き、アニメでハマったマンガ好きが
急いで買ってる様を見て、触発されて、私も買ってしまいました。
これから人気もさらに出てくるでしょうし、
鬼滅の刃が終わったあとで、今一番人気のマンガになるんでしょうね。
でも、鬼の次が呪いってモチーフが暗過ぎなのが続きますね。
これからの展開がどーなってしまうのかも気になりつつも。今日はこのへんで。
それじゃー。
