「あの時、売らなければ…」「どうして、あんな高値で買ってしまったんだろう…」
高配当株投資で、そんな後悔を繰り返していませんか?
魅力的な銘柄を見つけても、日々の株価の動きに心が揺さぶられ、気づけば感情的な売買で失敗してしまう…。それは、あなたに投資の才能がないからではありません。ただ、明確な「ルール」がないだけなのです。
ご安心ください。この記事では、私自身が試行錯誤の末にたどり着いた、感情を一切排除し、投資を半ば”自動化”するための具体的なマイルールを公開します。
この記事を読み終える頃には、あなたはもう株価に一喜憂いすることなく、自信を持って資産形成を進められるようになっているはずです。

これからの投資計画を立てる助けになれば!
高配当株投資の基本
高配当株投資とは、配当利回りが高い株式に投資する戦略です。一般的に、配当利回りが4%以上の株式を高配当株と呼ぶことが多くなっています。この投資方法の魅力は、株価上昇による利益に加えて、安定的な配当収入が期待できる点にあります。
私が実践する、高配当株投資「3つのマイルール」
それでは、お待たせしました。
私が試行錯誤の末にたどり着いた、投資を「作業」に変える、具体的な3つのマイルールをご紹介します。
ルール①:買う時のルール
なぜ、このルールなのか?
私が投資で最も重視するのは、「安定してチャリンチャリンと口座にお金が入ってくること」、つまり配当金の安定性です。
- 配当利回り4%以上: これは、税金を引かれても手元に3%程度の利回りを確保するための、私なりの基準です。高すぎると減配リスクが、低すぎると資産が増える実感が湧きにくいため、この「4%」を一つの目安にしています。
- 10年以上減配していない米国株: 米国企業には、株主還元への強い文化があります。「10年間、どんな経済危機があっても株主への配当を減らさなかった」という事実は、その企業の経営が安定しており、今後も配当を出し続けてくれるであろうという、何よりの信頼の証だと考えています。
- 日本の累進配当株: 日本株の場合は、「累進配当政策(減配せず、配当を維持または増配する方針)」を明確に宣言している企業に絞ります。これにより、経営者の株主還元への強い意志を確認でき、安心して長期保有できます。
このルールを守ることで、感情的に「今が旬だから」といった理由で飛びつくことなく、本当に長期的な資産形成に繋がる、安定した優良企業だけに投資対象を絞り込むことができます。
なぜ、このルールなのか?
投資で最も難しいのは、「恐怖の中で買う」ことです。市場がパニックに陥り、周りが恐怖で株を投げ売りしている時こそ、優良株を安く仕入れる絶好のチャンス。しかし、人間の感情はそれを許してくれません。
だからこそ、私は感情を一切排除し、「数字」だけをトリガーに買い増しを実行します。
- 株価が20%以上下落: 自分が「優良だ」と信じて買った株が、市場全体の雰囲気で20%も安くなった。これはまさに「バーゲンセール」です。ここで機械的に買い増すことで、平均取得単価を下げ、将来の利益と配当利回りを大きく向上させることができます。
- VIX指数が30超え: VIX(恐怖指数)は、市場の恐怖心のバロメーターです。これが30を超えるということは、多くの投資家がパニックに陥っている証拠。歴史的に見ても、こうした時期は絶好の買い場となってきました。
このルールがあるおかげで、私は市場の熱狂や悲観に惑わされることなく、常に冷静に、そして最も合理的なタイミングで資産を積み上げていくことができています。
なぜ、このルールなのか?
高配当株投資は、金の卵を産むニワトリを育てるようなものです。
ニワトリ(株)を売ってしまえば、もう卵(配当金)は手に入りません。
だから、「原則、売らない」。これが私の大前提です。
株価が上がっても、「もっと上がるかも」と期待して売り時を逃したり、
逆に下がっても狼狽売りしたり、といった失敗を根本からなくすことができます。
しかし、そのニワトリが「もう卵を産まない(あるいは産む数が減る)」と宣言した時は話が別です。
決算が少し市場予想を下回っただけで、株価は急落。下落は止まりません。
含み損が日増しに膨らんでいく恐怖に耐えきれず、結局、大底で全てを投げ売りしてしまいました。
失ったのは、大きなお金だけではありません。「自分には投資の才能がないんだ…」という、深い無力感と後悔でした。
あの失敗から猛省した私は、今回ご紹介した「3つのマイルール」を決めました!
そして、その真価が問われる時が来ます。コロナショックです。
世界中の株価が、暴落に次ぐ暴落。VIX指数は軽々と30を超え、
市場はパニックに陥りました。私の保有株も、もちろん大きく値下がりしました。
しかし、私にはルールがありました。ルール②には、こう書かれています。
『VIX指数が30を超えた時に、機械的に買い増す』
私は、証券口座にログインし、ただルールに従って、事前に決めていた優良株を買い増しました。
結果は、皆さんのご存知の通りです。
その後の株価の回復局面で、私の資産は大きく成長しました。あの時、感情に流されず、ルールに従って冷静に行動できたこと。それが、私の投資家人生の大きなターニングポイントになったのです。
- 投資で失敗する最大の原因は「感情」に流されること。
- 感情からあなたを守るのが、明確な「投資ルール」。
- 私が実践するルールは、「①買う時」「②買い増す時」「③売る時」のシンプルな3つ。
リスク管理のポイント
- 高配当=安全ではないことに留意
- 配当利回りが8%以上の場合は企業の収益性や持続可能性を慎重に判断
- 四半期決算で配当原資となる利益の変動を確認
- 配当性向(配当金/純利益)は50%-70%以下が健全とされる
高配当株投資は、配当収入や資産形成の一助となる有効な戦略です。ただし、リスク管理を怠らず、20%ルールを適切に活用して、着実に資産を増やすことが重要です。
継続的な成功のためのポイント
- 投資可能額と目標を事前に明確化
- 配当収入を重視し、株価変動に一喜一憂しない
- 長期的視点で複利効果を意識して運用
- 業種・地域を分散し、最低5銘柄以上に分散投資をする
- 定期的な見直し、月次と四半期で銘柄やポートフォリオをチェックする

みなさんの投資ライフの助けになれば幸いです!
高配当株を単元未満株で買うならSBI証券がおすすめ。
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注意:免責事項 投資リスク:投資はリスクを伴います。株式、債券、相互基金、またはスタートアップ企業への投資など、どのような投資もリスクが伴うことを理解し、自己責任で行ってください。過去のパフォーマンスは将来の結果を保証するものではありません。投資した全額を回収できない可能性もあります 自己責任:提供された情報やアドバイスに基づいて行う行動は、すべて自己責任でお願いします。情報の使用によって生じた損害や損失に対して、当サイトは法的責任を負いません 誤りや遺漏:当サイトの内容に誤りや遺漏があった場合、それによって生じる損害に対して、当サイトは責任を負いません。情報の完全性、正確性、有用性、について保証しません。 投資アドバイス:当サイトおよびその内容は投資アドバイスの提供を目的としていません。ここに含まれる情報は、個人的な意見と経験に基づくものであり、専門的な財務投資アドバイスとしては考えないでください。