さて、私は音楽が好きだ。
大学時代はバンドマンだったくらいには好きだ。
音楽で世界が救えたならッ、、、、!
と思ったことは1度や2度ではない。
ただ、世の名だたるミュージシャン達が世界を救うべく名曲を作っているのにちっとも世の中は救われている感じじゃないと思わないだろうか?
ジョンレノンが、フランク・ザッパが、レイジアゲインストザマシーンが、世界の権利や自由や心のあり方を広げるべく、色々な場面で、色々な戦いを行っていたが、いまだに世界はバッチリ息苦しいし、炎上で有名人は自殺している。
もしかしたら、世界を救うのは音楽ではないのかもしれない、、、、
そんなやるせない気持ちを考えた時に、一つの曲に出会った。
水中、それは苦しい(というバンド名)の「保育園落ちた、吉田死ね」という曲だった。
彼らは、この世の全ての悪意を、メンバーの吉田さんに集中させることで世界が救えるんじゃないか?みたいなアホな考えを比較的真面目なアプローチで実現している。メタクソかっこいいじゃん。
曲中で「あの子を迎えに行けるのはお前だけ」という歌詞と対になる「あなたを迎えに行けるのはあの子だけ」という歌詞。
みなさん、この歌詞の素晴らしさはどうだろう?
私は彼らは「○○死ね言って、何かを責めるのもたまには良いけど、問題を解決することに躍起になって大切なこと(この場合は子供)を見失わないで」というメッセージに聞こえた。なんとなくハッとするものを感じた。
こちらのバンドは、活動は25周年を迎える様ですが、恥ずかしながらまったく聞いたことがなかったです。
彼らは全く売れていないし、演奏が完璧でもないし、綺麗なビジュアルではないかもしれない。
でも真摯な姿勢を持っている。
そして、一直線にロックする様はちょっと現実離れしてマンガっぽくもある。かっこいい。
YouTubeを再生するくらいしか出来ないけど、これからも応援していきたい。そして少しでも彼らが世界を良くする様なことを後押ししたいと思った。
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