知らないと損をする!?新NISAで高配当株投資を辞めるべきか?

投資

2024年は新NISA元年でした

2024年にリニューアルされた新NISA制度は、投資家にとって新たな非課税投資枠を提供し、より柔軟な運用が可能となりました。

開始から1年が経過しようとしているこの制度、いまだ多くの投資家が関心を寄せています。

ライアンさん
ライアンさん

活用しないテはありません。

一方で、高配当株投資は安定した収入が期待できる方法として非常に人気があります
ですが、新NISAを活用した高配当株投資が正しい選択なのか疑問に思う人も増えています。

この疑問に応えるためには、NISAの特徴を再確認し、他の銘柄の特徴と比較する必要がありますよね。


そもそも、新NISAの特徴を見直してみましょう。

  • 非課税投資枠の拡大
    新NISAでは配当金や売却益が非課税となるため、税引後利回りの向上が可能です。高配当銘柄に投資する場合、手取り利回りが改善します。
ライアンさん
ライアンさん

一般の口座で取引するより
税金の面で有利なのはその通り。

  • 海外株投資
    海外株やETFへの投資では、外国源泉徴収税は避けられません。国内課税分は非課税です。
    国内非課税という部分が有利ではあります。
ライアンさん
ライアンさん

VYMなどの米国高配当銘柄は、
配当金、分配金は非課税ではありませんんん!

このを「メリットが無い」ととらえるのかどうか。が重要なポイント!!

例えばS&P500のような銘柄では、同様に配当金は米国の税金がかかりますが、
売却益に関しては非課税です!

ライアンさん
ライアンさん

この差がでかいんよなぁ。

単純にVYMとS&P500を比較した場合、利益に対してかかる税金が少なくなりやすいのは
S&P500の様なキャピタルゲインを狙った銘柄となります。

ライアンさん
ライアンさん

ここではお話しているのは税金の話です。
利益の総額の話をしていない事に注意が必要。

  • 運用の柔軟性
    売却後の枠復活ルールにより、一度売却しても非課税投資枠を再度活用可能です。これによりリバランスや銘柄入れ替えがしやすく、資産効率を高められます。
ライアンさん
ライアンさん

売ったり、買ったりが比較的に
しやすいよ。という意味。
iDeCoよりかなり柔軟なんだな、という理解で十分


ネットで話題の”NISAで高配当株を買うのは間違い”という声について

現在、ネット上では”NISAで高配当株を買うやつは間違っている”といった意見が散見されます。その背景にSP500などでキャピタルゲインを狙った方が資産総額が増える可能性が高い、成長株やインデックス投資は、長期的な資産の増加が期待されやすいという見方が一般的です。

しかしながら、以下の2点

  • キャピタルゲインとインカムゲインの違い: キャピタルゲイン(値上がり益)は売却のタイミングでしか利益を得られませんが、インカムゲイン(配当金)は定期的にお金が得られるため、継続するモチベーションを保ちやすいという利点があります。
  • 高齢者の投資戦略における課題: 高齢の投資家の場合、長期的なキャピタルゲインを狙うのは現実的ではない可能性もあります。そのため、短期的に安定したインカムゲインを得られる高配当株は魅力的な選択肢となり得ます。

これらの視点を考慮すると、一概に”高配当株はダメ”とは言い切れません。読者の目的や状況に応じた投資スタイルを選ぶことが重要です。

因みに?知っておこう!配当金と分配金の違いとは?

高配当株投資には「配当金」が得られるものと、「分配金」が得られるものがあります。
違いを知っておきましょう!

  • 配当金: 企業の利益分配であり、日本株では年1~2回、米国株では四半期ごとが一般的です。継続的な増配を行う企業は、長期投資家にとって魅力的な存在となります。
  • 分配金: ETFや投資信託における運用成果の還元。分配頻度は商品によって様々で、毎月分配型から年数回などバリエーションが豊富です。ただし、分配方針や運用成績により変動することが多いため、安定性には注意が必要です。
ライアンさん
ライアンさん

分配金の場合、タコ足配当になる事も多いです。
チェックを怠らない事!


高配当株投資のリスクと課題を知ろう

高配当株投資にもリスクや課題があります。ただ、配当金が多い!という
事だけで選ばない様に要注意です。

1. 減配リスク

高配当であっても、業績不振などで減配に至れば株価急落につながります。過去に減配で急落した事例として、青空銀行のほか、一部の商社株やREITなどでも同様の動きが見られました。こうしたケースは短期利益目的での高配当投資のリスクを示しています。

2. 損益通算の制約

NISA口座内では損益通算ができず、損失を他の利益と相殺できません。そのため、含み損が出た場合に損切りを躊躇し、適切なリスク管理を妨げる可能性があります。

3. 配当利回り“だけ”で選ぶリスク

表面的な配当利回りの高さは、株価下落による見かけ上の数値上昇であるケースも。長期的に配当を維持・増配できるか、企業の財務健全性やビジネスモデルを精査する必要があります。


投資判断の基準

1. 配当の成長性に注目

単なる高配当ではなく「連続増配実績」に注目しましょう。
また減配は無配の履歴があったかどうかも注目です。
高配当株は安定性が重要です。

まずは「日経連続増配株指数」や「S&P500配当貴族指数」に組み入れられている銘柄を
チェックしてみてはどうでしょうか?

2. 投資目的の明確化

  • 貴方が資産形成中の投資家なら:
    成長株やインデックスファンドでキャピタルゲインを狙う、または増配が見込める銘柄で複利効果を狙うなど、自身の目標に合わせた戦略を見直しましょう。
    もしかすると、高配当株が貴方の計画にフィットしないかもしれません。
  • 貴方がインカム狙いの投資家なら:
    安定的なキャッシュフローを必要とする場合、高配当かつ増配傾向の銘柄は有力な選択肢。新NISAの非課税メリットで「手取り配当率」が高まり、安定的な収入源となります。

3. 分散投資と定期的な見直し

特定セクターや1~2銘柄への集中投資はリスクが大きく、
定期的なポートフォリオ点検と銘柄入替が重要です。

特に減配、もしくは無配の銘柄を組み入れていた場合は
ポートフォリオの見直しタイミングです。


結論

新NISAは高配当投資家に魅力的なチャンスを提供します。
しかしながら、単に「高配当」だからといって飛びつくのは危険です。

貴方が高配当株に求めるのが、安定したキャッシュフローか?
もしくは安定した資産の増加か?

それによってNISAの使い方を変えていきましょう!

投資目的を明確化し、新NISAの柔軟性や非課税メリットを最大限活用し、分散投資や連続増配銘柄の選定を通じて、より盤石なポートフォリオを構築しましょう!

ライアンさん
ライアンさん

キャッシュフローがリッチになる事が
高配当株の最大のメリット。

頑張って資産を増やしていきましょう!

注意:免責事項
投資リスク:投資はリスクを伴います。株式、債券、相互基金、またはスタートアップ企業への投資など、どのような投資もリスクが伴うことを理解し、自己責任で行ってください。過去のパフォーマンスは将来の結果を保証するものではありません。投資した全額を回収できない可能性もあります
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