私はkindleアンリミテッドでよく異世界転生をモチーフにした漫画をよく見ます。
至福の時間
そこで気になったのが、同じようなお話しが多すぎる、ということ。
テンプレがありすぎ。
そこで、見られた傾向などをまとめて報告しようかと。(いらんお世話)
本当に1日1冊くらい読むのですが、そういう方って意外と多いんじゃないかなと思います。
なんとなく読み応えとしては10種類くらいしかないのが特徴です。
みなさんの異世界マンガライフが充実することを願ってまとめてみました。
以下の研究結果については随時更新予定です。
前提条件2種 転生か召喚か
前提条件が転生
転生は、現世で死んだ主人公が異世界に転生し、前世の記憶や知識を活かして新たな人生を歩むという定番のストーリーです。強大なスキルを手に入れて無双する展開が多く、読者に爽快感を与えます。
今となっては「古典」となったお話を便宜的にこちらに配置いたします。
異世界転生の基本ジャンル
全部の大元です。
代表作:
- 『転生したらスライムだった件』
- 『無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜』
転生系の魅力は、現代の知識を異世界で活かして活躍する場面や、主人公の成長を見守ることです。
前提条件が召喚
召喚は、異世界に住む人々によって、主人公が異世界に呼び寄せられる(召喚される)というパターンです。別名【転送系】。救世主や勇者として異世界の危機を救う使命を帯びることが多く、主人公の成長や困難に立ち向かう姿が描かれます。
主人公の姿形に変化がないことが特徴。
代表作:
- 『盾の勇者の成り上がり』
召喚される理由が設定の鍵となるので、物語の世界観が魅力的に描かれる作品が多いです。
サブジャンル
スローライフ系
スローライフ系は、バトルや冒険を主軸にするのではなく、異世界でのんびりと日常生活を楽しむことに焦点を当てています。異世界でカフェを開いたり、農業を始めたりする穏やかな展開が特徴です。
前述の転生系か召喚系にプラスされる要素です。
主人公が社畜率1000%
代表作:
- 『異世界のんびり農家』
- 『異世界の貧乏農家に転生したので、レンガを作って城を建てることにしました』
日常の小さな幸せや、異世界の独特な文化を楽しむことができる作品で、癒しを求める読者に人気です。
内政チート・領地経営系
内政チート系は、主人公が異世界での領地運営や内政を効率的にこなすスキルを持ち、その知識を駆使して発展させていく物語です。戦闘よりも、経済や政治、行政に重点が置かれるストーリーが多いです。
有用な資源が発掘されがち。
代表作:
- 『レベル99冒険者によるはじめての領地経営』
- 『異世界でカフェを開店しました。』
このジャンルは、戦略や計画性を楽しむ読者に好まれ、主人公の知略や統治能力が見どころです。
悪役令嬢系
悪役令嬢系は、主人公がゲームや物語の中で「悪役」とされる令嬢に転生し、破滅の運命を回避しようと奮闘するストーリーです。物語の展開を変えることを目指す過程で、知略や恋愛要素が絡んでいきます。
何故か人生を周回しがち。
代表作:
- 『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』
運命を逆転させるための努力や知恵、恋愛模様が大きな魅力となっています。
クズスキル系
クズスキル系では、主人公が無価値だと思われる弱いスキルを与えられますが、そのスキルが意外な形で役に立ち、最終的には強力なスキルへと進化する展開が特徴です。
大体、脱出不能のダンジョン最下部に
迷い込みがち。
代表作:
- 『クラス転移に巻き込まれたコンビニ店員のおっさん』
最弱から成り上がる逆転劇が楽しめるジャンルで、クズスキルが主人公を強くする展開が見どころです。
ざまぁ系
ざまぁ系は、異世界転生ジャンルの一つで、主人公が苦境や不遇な状況に追いやられ、復讐や逆転劇を通じて「ざまぁみろ」といったスカッとする展開を見せる作品です。このジャンルは特に、読者にカタルシスを与えることが多く、人気が高まっています。
幼馴染の勇者に見捨てられがち。
- 『嫌われ勇者に転生したので愛され勇者を目指します!』
主人公がパーティから追放され、婚約も解消される最悪な未来を回避するため、あらゆる「ざまぁフラグ」をへし折り、堅実に愛され勇者を目指すストーリー - 『残り一日で破滅フラグ全部へし折ります』
悪役令嬢が断罪される運命を回避するため、24時間以内にすべての破滅フラグを回避し、周囲にざまぁを決める逆転劇が描かれます - 『転生侯爵令嬢奮闘記 わたし、立派にざまぁされてみせます!』
悪役令嬢が自らの過去の行動を反省しつつも、ざまぁされるべく奮闘するストーリーで、復讐劇の爽快感が特徴です
まとめ
異世界マンガは多種多様なジャンルがあり、それぞれの作品に異なる楽しみ方があります。物語の軸となるテーマや展開、キャラクターの個性を活かして、読者に新たな世界観を提供しています。異世界マンガの世界はどんどん広がっているので、好みのジャンルに合わせて新しい作品に触れてみるのも良いかもしれません。