このブログ記事では、名機と名高いスーパーファミコンと、その名作ソフトをおすすめしていきます。オールドファンはもちろん、世代じゃない方々にもバーチャルコンソールなどで、新たに楽しんでいただく事を目的としております。
懐古厨乙とか言われても困るぜ。
さて。シムシティってイイよね。いや、もちろんスーファミ版ね。PC版のSIMCITYはなんかもう
アメリカンすぎてちょっと脂っこいです。ライアンです。
SFC版シムシティとは?
1991年にスーパーファミコンで発売された、PC版からの移植という事になっていますが、中身は全くの別物でした。簡易化され、町のデザインが可愛らしくなっていたり、襲ってくる怪獣がクッパになっていたり、お助けキャラのDrライトが登場したりととにか親やすい内容になっています。
SFC版シムシティの素晴らしさ
スーパーファミコン版のシムシティっての何がイイって。シンプル。そして奥が深い。
住宅地域、商業地域、工業地域をバランス良く立ててたら、イイ感じに成長していく、、、と思ったら大間違い!交通渋滞、電力不足、公害、犯罪率の上昇。そして天災、メルトダウン。。。。。
原子力発電所の危険性をこの時代に訴えていたこのゲーム。
福島の今を思うと、シムシティは子供にこそ遊んで欲しいゲームなのかもしれない。
可愛い顔して恐ろしい高難易度、100万人都市はめったな事では達成できない。
キレそうになりながらもいつの間にか一睡もせずに攻略させられているという謎の中毒性を持つゲームでした。
あの頃、寝ながらずっと起動してお金稼いでたよなぁ
BGMは名曲揃い
BGMの作曲は岡素世(おかそよ)さんが担当。
パイロットウィングス、スーパーマリオカートなども作曲された方でスーパーファミコン初期の名曲を制作されているる名作曲家だ。
シムシティのオープニング曲。VILLAGE、CAPITALは名曲として名高い。
それもゲームを進めていく中で必ず聞く事になるんだが、初めて聞いた人になぜかノスタルジックな、そしてリラックスする様な印象を与えてくれる。今聞いても素晴らしい。
音楽だけでも聞いてみて欲しい。
ゲーム内もすごく時間がゆっくり過ぎていきます。
無茶苦茶おもしろいガイドブック
シムシティの公式ガイドブックはAPE(糸井さんが社長だった会社)が編集していて無茶苦茶面白い。たしか、しりあがり寿さんの嘘開発日記という漫画が掲載されていて、ぶっ飛んでいる。
この頃のゲーム業界のおかしなテンションが反映され過ぎてて微笑ましい。
この頃のAPEのガイドブックはどれも本当に面白いので、古本屋でもし見つけたらゲットしましょう。
安値(2000円以下)で見つけたらラッキーですよ。
今遊ぶには?
実は現状でSFC版シムシティを遊ぶ方法は中古のスーパーファミコンとソフトを手に入れるしかない。
何やってんだよ任天堂!最近話題になったスーパーファミコンミニの中に入っている21作品からももれてしまっている。権利関係の問題でしょうか?悲しい。
今はプレイするのが困難かもしれませんが、本当に素敵なゲームなので、是非Switchでも遊べる様になってほしいものです。