まず、高配当株って何?
まずは配当金について知ろう。
配当金とは、企業が利益の一部を株主に対して支払うお金のことです。\
株主は企業の業績に応じてその一部を受け取る形となります。
なるほど、利益を配分するから配当金ね!
例えば、一株1,000円の株式を100株持っている場合、配当金が一株あたり30円であれば、年間で合計10株 × 30円 = 3,000円が得られます。
これが基本!
連続増配株とは?
連続増配株とは、配当金が毎年増え続けている企業の株式のことです。
例えば、2019年から配当金が 25円→27円→33円と年々増えるような企業の事です。
一般的には「10年連続増配」などの気図いで評価される例が多いです。
設立されてから歴史の長い企業に多く
日本だと、花王やユニ・チャームのような
生活用品を販売する銘柄に多い。
高配当株投資がおすすめな理由
メリットたくさん!
定期的な収入
高配当株は一般的に年に2回か4回の配当金が受け取れ、給料とは別に収入源として期待できます。
たとえ株価が下がったとしても配当金は相当安定しています。
銘柄ごとの特色もあるので、
要注意。
複利効果
100万円投資した場合、配当利回り3%、毎年配当増加2%とすると。
- 1年目:3万円
- 2年目:103万円に対する配当で3.09万円(3万円 + 増加分)
- 3年目:106.09万円に対する配当で3.18万円(前年の配当 + 増加分)
配当金を再投資すると、更に資産が増えます。
個人的に、再投資しちゃうんだったら、
インデックス投資の方いいと思うよ。
インフレ対策
物価が上がっても、連続増配企業の株を持っている場合、配当金が毎年増加する傾向にあるため、収入の実質的な価値がインフレによって下がりにくくなります。
例えば、ある企業が10年連続で増配している場合、物価上昇による影響を反映してくれる可能性が多いです。結果として、家計への負担を軽減してくれます。
知っておこう、高配当株のデメリット
デメリットももちろん知っておこう。
株価の変動リスク
高配当株であっても株価が大きく下がるリスクがあります。市場の変動や企業の業績によっては、元本割れをする可能性もあります。
これは株全般のお話。
配当金の減額リスク
企業の業績悪化により、配当金が減額または停止されることがあります。特に高配当利回りの企業は、景気の悪化時に配当を維持するのが難しい場合もあります。
高配当は何も約束されたものではない。
来年無配当になっても何もおかしくはないことに
注意!
成長性の低さ
高配当株は配当を多く支払う代わりに、事業の拡大や成長に使える資金が限られるため、
株価の成長性が低くなることがあります。
そのため、成長株と比べて株価の上昇が緩やかな傾向があります。
高配当株の最大のデメリット。
成長性が少ない株が多いです。
安定重視。
高配当株を株を選ぶポイント
配当利回りに注目
配当利回りとは、年間配当金を株価で割ったものに100を掛けた数値で、株主にとっての投資収益率を示す指標です。以下のように利回りの高低によって注意すべき点が異なります。
- 3%程度:標準的。安定した利回りで、リスクが比較的少ないとされます。
- 5%以上:やや高い。利回りが高い場合、リスクも伴うことが多く、企業の財務状況や市場の変動に注意が必要です。
- 8%以上:要注意。このように高い利回りの場合、配当の維持が困難な可能性があり、企業が財務的な問題を抱えている可能性があります。
基本的には3パーセントでも十二分に高配当です。
それ以上の配当利回りに関しては、
かなりのリスクを承知で投資しないといけません。
有名企業から始める
初心者が最初に投資を始める際には、知名度が高く、事業基盤が安定している企業から始めるのが安心です。以下の企業は配当利回りが比較的高く、日常生活でなじみがあり、安定した収入を期待できるためおすすめです。
- 例:
- NTT (9432):配当利回り約4%。通信インフラを提供する安定した企業。
- トヨタ自動車 (7203):配当利回り2.5〜3%。世界的に有名な自動車メーカーであり、業績が安定しています。
- イオン (8267):配当利回り3%。スーパーマーケットチェーンとして日常生活に密着しており、安定した成長を遂げています。
ベタなところから買っていく。
会社の健康状態をチェック
投資先の企業が健全な経営をしているかどうかを確認することは非常に重要です。以下の点をチェックしましょう:
- 赤字かどうか:企業が赤字であれば、配当の支払いが将来的に困難になる可能性があります。
- 借金が多すぎないか:過剰な借入は企業の財務リスクを高め、配当を継続する能力に影響を与える可能性があります。
- 配当性向(利益の何%を配当に充てているか):配当金が利益の80%を超えていないかを確認することが重要です。過度な配当は、企業の成長資金を圧迫し、財務の柔軟性を低下させる可能性があります。
最近では小林製薬が連続増配継続を決めたことがニュースに。
事件を起こしていないか、などもチェック項目になります。
さて、高配当投資を始めよう
投資準備
- 証券会社の口座開設が必要です。
- ネット証券が手数料が安くておすすめ:SBI証券、楽天証券、松井証券など
- 必要なもの:身分証明書、マイナンバー、銀行口座
高配当株投資のコツ
- 分散投資:1つの会社に集中せず、複数の企業や異なる業種に資金を分けて投資することでリスクを軽減します。
- 長期投資:株式は短期の変動に惑わされず、最低でも5年以上保有する気持ちで投資するのが大切です。株価が一時的に下がったとしても焦らず持ち続けましょう。
- 少額から始める:いきなり大金を投資するのではなく、毎月一定額を少しずつ投資することでリスクを抑え、長期的な資産形成を目指します。
まとめ
高配当株投資のポイントを一緒に振り返ろう。
- 高配当株は初心者にもピッタリの投資方法!。安定した収入が期待できる。
- 有名な企業から始めるのが成功のカギ。知名度のある企業は安心感がある。まずはそこから挑戦しよう。
- 無理なく少しずつ投資を始めることが大事。最初は小額から始めて、徐々に慣れていこう。
- 長期的に投資して、複数の企業に分散することが成功への近道。焦らず、ゆっくりじっくり続けることがポイントだよ。
投資は別に怖いものではありません。
じっくり、少しづつ行きましょう!
投資リスク:投資はリスクを伴います。株式、債券、相互基金、またはスタートアップ企業への投資など、どのような投資もリスクが伴うことを理解し、自己責任で行ってください。過去のパフォーマンスは将来の結果を保証するものではありません。投資した全額を回収できない可能性もあります
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