こんにちは!ライアンです!
今回は、直近1年で基準価格が+30%と急上昇している「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)(通称オルカン)」を徹底解説します。
「そろそろ売却するべき?」と悩む方も多いはず。
とくに新NISA1年目の貴方!
今回はオルカンのパフォーマンス要因、各国の経済状況、そして重要な為替リスクとその対策について詳しく解説します!
本記事は投資の一般的な情報提供を目的としています。具体的な投資判断は、各個人の状況を踏まえた上で行い、必要に応じて専門家にご相談ください。投資にはリスクが伴い、元本割れの可能性があります。
1. オルカンの直近パフォーマンス要因(+30%の背景)
オルカンの基準価格は2024年11月30日時点で2676円。前年から30%の上昇を記録しています。この要因は以下の3点です。
- 米国株主導の上昇:オルカンの約60%を占める米国株(S&P500)は2024年に年初来+26%を記録し、特にAI関連株の急伸が目立ちます。
NVIDIAとかエグかったもんねぇ。
- 為替効果:円安(1ドル=150円台)が基準価格を押し上げました。
- 分散投資の効果:全世界に分散されたポートフォリオが、多地域の成長を享受しています。
2. 各国の株価と経済状況
オルカンのパフォーマンスを理解する上で、主要投資対象国の状況把握は重要です。
- 米国(S&P500):半導体株や大統領選挙などが要因で好調。特にAI関連株が牽引しています。
- 日本(日経平均株価):過去最高値を更新し、国内AI関連銘柄の人気が高まっています。
- 中国(上海総合指数):中国(上海総合指数)は2024年の短期で+12%を記録しましたが、人口減少と経済停滞の兆しが課題です。
- インド(ニフティ50):長期的な成長トレンドが続いており、人口増加と生産年齢人口の増加が経済を支えています。特に今後の世界経済において重要な役割を果たすと見られています(後述)。
世界経済と連動すると言いつつ、
アメリカ経済に左右されやすい商品で
あることは理解しておきましょう。
3. 為替リスクとその軽減策
外国株投資で避けて通れないのが為替リスクです。
オルカンに投資するなら、
絶対に避けられないです。
オルカンは60%以上を米国株に投資しているため、円安は有利に働きましたが、今後は円高に転じるリスクも考慮する必要があります。
今回は、為替リスクを軽減するための主な方法も勉強しましょう。
- 為替ヘッジ付き商品の活用:為替変動の影響を抑えられますが、一般的にヘッジコストが年間0.2~0.5%程度かかります。
- 通貨分散:米ドルだけでなく、ユーロや豪ドルなど複数の通貨建て資産に分散投資します。
↑このへんは個人的には手数料がかさむため、
あまりおすすめできないです。
- 国内投資の割合を増やす:国内株式や債券など自国通貨建て資産を組み入れることで、為替リスクそのものを削減できます。
- 定期積立(ドルコスト平均法):一定額を定期的に積み立てることで、為替変動の影響を平準化します。長期投資において有効な手法です。
- 長期的な視点:短期的な為替変動に一喜一憂せず、長期的な経済成長に着目する。メンタルバリア強化。
↑このあたりが基本。
特に3つ目は気の持ちようで
タダでできます(笑)
- リバランス:定期的に資産配分を見直し、為替リスクが高まった場合に調整します。
ちなみに、オルカンは
”リバランスしなくていい”のが最大のメリットだと思ってます。
ただ為替動向のモニタリングはしておいた方がいいでしょう。
4. 今後のキープレイヤーの紹介:インドの役割
インドは今後数十年にわたり、世界経済で中心的な役割を果たすと予想されています。
- 人口増加と若年層の力:2023年に中国を抜き世界最大の人口国となり、2060年には17億人に達するとの予測がありますが、人口増加のペースには地域差が見られます。生産年齢人口の割合も高く、経済成長を後押しします。
- 経済規模と成長の期待:2027年までにGDPが世界3位に到達すると予測されています。都市化とインフラ整備も経済成長に貢献しています。
- テクノロジーと国際貿易:IT産業でリーダーシップを発揮しており、AIやデジタルトランスフォーメーションで更なる成長が期待されています。貿易パートナーシップの多様化も進んでいます。
- グローバルな役割:国連やG20での発言力を強め、国際的な政策形成においても重要な役割を果たすようになっています。再生可能エネルギーへの投資も拡大しています。
個人的にはインド株応援派ですが、
最近はさっぱり冴えないです。
結論:オルカンと付き合い方
短期的な値動きに惑わされず、なぜオルカンに投資しているのか、という目的を再確認することが大切です。
今回の記事が、売却を検討している方の判断材料となれば幸いです。
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