ノート術を調べたときに、本当にたくさんの本が出ている事に驚きませんか?
色々な考え方があるので何を信じたら良いのか迷う事があると思います。
今回は、沢山あるノート術から何を選べばよいのか
私のおすすめを皆さんにご紹介できればと思います。
どんな「ノート術」を選ぶべきか?
「ノートを書く」というのは非常に個人的な行為です。
その人の個性(職業、年齢)によって作りたいノートが全く違うはずです。
ですからノート術は自分にマッチしたものを年齢によって取り換える必要があるのです!
「年齢によって変化すべき」という事実をしらないまま、ノート術を学んでしまうと、
全然フィットしない「ノート術」に出会ってしまって、
ノートを書く事そのものに対する信頼性を下げてしまう人を良く見かけました。
ノートを書くことを工夫しても、別に何もかわらないよ。
ノートを書いたからって、別に賢くなるわけじゃないでしょ?
スケジュール帳があるから、それで十分!
私の主張する「ノート術」選び
私がノートについて真剣に考え始めたのは10年くらい前だと思います。
一向に仕事がうまくできる様にならないと、悩んでばかりだったのですが
その際にノート術を勉強する事で、少しづつ自分が成長できました。
そこから、ずーっとノート術を勉強し続けているのですが、
私が感じた一番大きな事実は、繰り返しになりますが
という事実です。
つまり、いくつかのノート術を学んでおいて、
季節に合わせて洋服を変えるように、立場の変化で「ノート術」を変更する!
というのが私の主張です。
もうひとつは、
・記録としてのノート ・思考としてのノート
の2種類のノートが存在するという前提です。
私が思うノート術で大切なのは
「思考としてのノート」の方だと考えています。
「記録としてのノート」はほかのもので代用できます。
(ボイスレコーダーとか、カレンダーアプリとか)
「思考としてのノート」がうまく書けると…
- 思考が冴える
- 目的意識が強くなる
- 同じミスをしない
- 新しいアイデアが出る
などの効果が期待できます。
私が過去10年ほど、ノート術については総当たりで試したものから、
3つほどピックアップしておススメいたします。
おすすめ「ノート術」3選
1つ目:ゼロ秒思考
タイトルは刺激的なのですが、実は一番汎用性の高いノート術です。
でも、その中身はA4の紙に自分の考えを1分以内に書くという単純すぎるメソッドです。
1分思考の方がタイトルとしてしっくりくるかもしれません
1分間に限って考えさせる事で、強制的に考えをまとめられるというのがお題目。
このメソッドを使いこなすためには、継続して練習しましょう。とあります。
1分間で考えをまとめる、という事は非常に便利で、心強いので、
私はこの10年間でこのメソッドだけは継続して続けています。
ものすごく汎用性の高いこのメソッド、
確実に役立つノート術を一つだけ挙げるなら、こちらをおすすめします。
2つ目:スマートノート
岡田斗司夫大先生の名著
こちらの本はストロングスタイルなのに
タイトルと表紙がちょっとだけ胡散臭いせいで、ベストセラーではなかった様です。
岡田斗司夫さんご本人の胡散臭い感じも手伝っているかもしれません。
本書は、ノート作りを「訓練」として位置付けていて、
読者のノート作りレベルが上がっていく仕組みになっている、
非常に珍しいタイプの書籍です。
本当に役に立つ本はもしかしたら、目立たないのかもしれません。
3つ目:頭がいい人はなぜ、方眼ノートを使うのか?
ボスコンとかマッキンゼーとかそういうコンサル的サムシングが実践しているノート。
A3サイズでの書き出しを推奨しているんですが、ノートがデカすぎて、
会社で実践している時に笑われ続けてしまいましたので、
特に管理職についてから、このノートの実践はやめてしまいました。
しかしながら、このノート術の実力は確かなものです。
自分の仕事を俯瞰的に眺めながら、一つ一つの行動に意味を持たせる事を主軸としており、
繰り返しの作業にも、変化し続ける状況にも強いノート術です。
新しい仕事に就いたり、自分の仕事を見直してみたりする際にピッタリです。
番外編
ノート術ではないのですが、おすすめしたい本を2冊ご紹介します。
どちらもノートが関係する本です。
1つ目:鬼速PDCA
仕事術として非常に優秀で、しかも細かに体系立ててあります。
ノートというより、仕事の計画書を書きます。
PDCAを高速で回すと、恐ろしい速度で改善するから成功間違いなし!という内容。
姉妹本の図解鬼速PDCAも非常に勉強になります。
このメソッド通して言えるんですが、「いいからやれよ」感がすごいです。
この上司から「なんでできないの?」ってツメられる感じです。
自分の成長を心から欲する貴方に、是非。
2つ目:ずっとやりたい事をやりなさい
モーニングノートで有名な本書。
前提として「人は創造的であるべきだ!」とあるところが
興味深いですよね。
自分の創造性を再発見するメソッドが書いてあります。
人生に悩む方は、一度手にとって実践されると良いと思います。
当たり前すぎる事なのですが、
ノート術は学んだ後で、実践して自分に当てはまるのか試す必要があります。
本で読んだノート術を書かずにそのまま役に立つ事はありません。
もし、いづれかのノートで、失敗して続かなかったとしても、
あまり気にせず、色々なノートの書き方を探してみてください。
きっと貴方の成長につながります。
グットラック!